摘要 |
【課題】 差周波発生によって生成された光を好適に出力することが可能な量子カスケードレーザを提供する。【解決手段】 半導体基板10と、基板の第1面10a上に設けられ、発光層及び注入層からなる単位積層体が多段に積層された活性層15とを備えて、量子カスケードレーザ2Aを構成する。活性層15は、周波数ω1の第1ポンプ光及び周波数ω2の第2ポンプ光を生成可能であって、差周波発生によって差周波数ωの出力光を生成するように構成されている。活性層15を含む素子構造部11の外部には、第1ポンプ光を生成する外部共振器を構成し、周波数ω1を変更可能に構成された外部回折格子25が設けられている。また、基板の第2面10bにおいて、共振方向と交差する方向にそれぞれ形成された複数の溝12が設けられている。【選択図】 図1 |