摘要 |
【課題】脱出操作の為の駆動力を確保し易くすることと、動力伝達装置の耐久性を確保し易くすることとを両立する。【解決手段】駆動輪14がスリップしていると判定されても、ホイールブレーキにおける急制動操作が為されたと判定されないとクラッチK0及びクラッチK2を解放しないので、ホイールブレーキにおける急制動操作が為されるまでは脱出操作の為の駆動力をエンジン12及び電動機MGにて確保し易くされる。更に、ホイールブレーキにおける急制動操作が為されたと判定されたときにはクラッチK0及びクラッチK2を解放状態とするので、駆動系全体の回転慣性からエンジン12及び電動機MGの回転慣性が減らされて動力伝達装置16に付加されるトルクが抑制され、動力伝達装置16の耐久性を確保し易くされる。よって、脱出操作の為の駆動力を確保し易くすることと、動力伝達装置16の耐久性を確保し易くすることとを両立することができる。【選択図】図2 |