摘要 |
【課題】マニュアルシフトが操作されることによって惰性走行から通常走行に復帰する際に、空走感が発生することにより運転者が違和感を覚えることを抑制すること。【解決手段】動力源と、運転者の手動操作によって変速可能に構成された変速機と、動力源と変速機との間のクラッチと、動力源または駆動輪により選択的に駆動可能で作動油を被供給部に供給する機械式オイルポンプと、油圧経路の油圧を調節する油圧調節手段と、を備え、通常走行と惰性走行とを切り替え可能で惰性走行中は駆動輪から機械式オイルポンプに動力伝達する車両の車両駆動装置であって、惰性走行中に変速機に対する手動操作が実行されたことによって惰性走行から通常走行に復帰する場合に、油圧調節手段によって、機械式オイルポンプの吐出油圧を、通常走行時における機械式オイルポンプの吐出油圧より大きくなるように、上昇させる制御部を有する。【選択図】図4 |