| 摘要 |
内燃機関、特に重油で作動される船舶用ディーゼル機関のための排ガス後処理システムであって、前記排ガスを脱窒するために還元剤としてアンモニアを用いるＳＣＲ触媒コンバータ（１３）と、前記排ガスの流れ方向で見て前記ＳＣＲ触媒コンバータ（１３）の上流に配置された装置（１５，１５ａ，１５ｂ）とを具備し、当該装置を介してアンモニア又は前記排ガスにおいてアンモニアに変換されるアンモニア前駆物質を、前記ＳＣＲ触媒コンバータ（１３）の上流において前記排ガスに導入可能である。前記ＳＣＲ触媒コンバータ（１３）及び任意選択的にターボチャージャの下流に、排ガス洗浄装置（１６）が配置されており、当該排ガス洗浄装置を介して、前記ＳＣＲ触媒コンバータ（１３）から出る前記排ガスに含有されている余剰アンモニアは、同様に前記ＳＣＲ触媒コンバータ（１３）から出る前記排ガスに含有されている硫黄酸化物と共に、アンモニウム塩を形成しながら前記排ガスから、ｐＨ値をおよそ６に維持しながら、洗い流し可能である。制御を行うために前記ＳＣＲ触媒コンバータ（１３）の周囲に、バイパス（２０）がウェイストゲートとして、又はさらなるＳＣＲ触媒コンバータ（２１）を具備して設けられ得る。 |
