摘要 |
測定値PVのオーバーシュートを防ぎつつ、応答が遅くなることを防ぐ。制御演算部5は、調整されるゲインに従い操作量MVを求める。ファジイ推論部(フィードバックゲイン算出部)9は、偏差と偏差の変化速度に基づき、ゲインを調整するためのフィードバックゲイン(以下FG)を求める。FG修正部19は、偏差の変化速度の偏差に対する変化割合である偏差の加速度と、偏差が0になったときの偏差の変化速度の第1予測値を求める。また、偏差の加速度の偏差に対する変化割合である偏差の加速度の変化分と、偏差が0のときの偏差の加速度の予測値を求める。そして、偏差と、偏差の変化速度の第1予測値と、偏差の加速度の予測値から、偏差が0のときの偏差の変化速度の第2予測値を求め、該第2予測値が所定の条件を満たす場合に求められたFGを修正して制御演算部5に出力する。 |