摘要 |
【課題】被圧地下水等の噴出を完全に防止することができる被圧水下における薬液注入工法とする。【解決手段】排泥口の開閉手段12aが備わる止水装置を、ケーシング削孔に先立ってケーシング削孔の開始位置に設置する。削孔液Bを送液すると開口し、この送液を停止すると閉口する弁機構が備わる止水ケーシング15X及び先行削孔用ビット13をケーシング15に取り付けて先行削孔する。ケーシング15は、単位ケーシング15Aが軸方向に接続されて形成される。いったんケーシング15を引き抜き、先行削孔用ビット13を、削孔液Bを送液すると開口し、この送液を停止すると閉口する弁機構が備わる本削孔用ビットに交換して本削孔する。注入管をケーシング15内に挿入した後、ケーシング15を引き抜き、注入管を使用して薬液を注入する。【選択図】図4 |