摘要 |
コーストロックアップ中にアクセルオンが判定されたら、ロックアップクラッチ(20)のトルク伝達容量を低下させてスリップ状態にした後、トルク伝達容量を増大させてロックアップ状態に復帰させる第1の容量一時低減制御を実施し、このロックアップへの復帰途中でアクセルペダルの踏み戻しが判定されると、トルク伝達容量を再び低下させた後に増大させてロックアップ状態に復帰させる第2の容量一時低減制御を実施する制御手段(8D)を備える。第2の容量一時低減制御では、ロックアップクラッチ(20)が完全解放されない所定トルク伝達容量を下限値としてトルク伝達容量を低下させる。これにより、ロックアップクラッチ(20)を解放またはスリップ状態からロックアップ状態になるように制御する途中で、アクセルがオンからオフになった場合に、ロックアップクラッチ(20)の急締結やエンジン回転数の急上昇を回避することができる。 |