摘要 |
【課題】アンモニアを含んだ反応ガスが膜電極接合体に供給されても、アンモニアによる電池電圧の低下を抑制できるようにする。【解決手段】高分子電解質膜11は、アンモニア分解触媒21とカチオン交換樹脂31とアニオン交換樹脂41とを備えたアンモニア分解触媒層81を内部に有する。アニオン交換樹脂41は、アンモニア分解触媒21を被覆するので、アンモニア分解触媒21をアルカリ性雰囲気に保持でき、カチオン交換樹脂31は、アニオン交換樹脂41で被覆されたアンモニア分解触媒21と接するので、プロトン導電性を更に向上させることができる。カチオン交換樹脂31とアニオン交換樹脂41が接することで、カチオン交換樹脂31に拡散したアンモニアについても分解することができ、アンモニア除去率を向上できる。アによる電池電圧の低下を抑制することができる。【選択図】図2 |