摘要 |
示差走査型熱量計を用い、試料を窒素雰囲気下−10℃で5分間保持した後、10℃/分で昇温させる測定条件により得られた融解吸熱カーブから得られる融解吸熱量(ΔH−D)が0〜80J/gであるオレフィン系重合体(A)と、前記測定条件で観測される融解吸熱量(ΔH−D)が80J/gを超えるオレフィン系重合体(B)とを含有するポリオレフィン組成物であり、オレフィン系重合体(A)の含有量が、オレフィン系重合体(A)とオレフィン系重合体(B)との合計含有量に対し、0.5質量%以上17質量%未満であり、かつ、前記ポリオレフィン組成物の、前記測定条件で観測される融解吸熱量(ΔH−D)が80〜120J/gである、延伸フィルム用ポリオレフィン組成物である。 |