摘要 |
[課題] ゲル等の緩衝部材自体の撓みと張力によって着地時や蹴り出し時の強い衝撃を緩衝しつつ高い安定性を実現し、軽量化及びコスト面でも優れた効果を奏する靴底側面の新規な緩衝構造とこれを適用したシューズの開発を課題とする。[解決手段] 本発明は、受圧時にソール側面外方に向かって張り出す硬質骨部と、この外側に設けられる伸縮性軟質皮部とを具え、着地時等の衝撃を緩衝する構造であって、硬質骨部は少なくとも一部がソール側面に沿って設けられ、且つ硬質骨部と伸縮性軟質皮部とは、受圧時に硬質骨部がソール側方に張り出すように縦断面に湾曲変形し、またこの変形を受けて伸縮性軟質皮部がソール側方に膨らむように弾性変形して受圧荷重の緩衝を図るものであり、その後、除圧に伴い、今度は伸縮性軟質皮部がソール内側に縮むように弾性変形し、これに伴い硬質骨部も初期状態に復元する構造であることを特徴とする。【選択図】図1 |