摘要 |
夾雑物であるフミン酸を濃縮することなく、ウイルスのみを特異的に回収し精製することができる精製ウイルス液の製造方法を提供すること、及び、該ウイルスの精製方法によって得られるウイルス液を用いたウイルス検出方法を提供することを課題とする。ウイルスを含有するサンプル液を、無機塩濃度が0.5〜200mM及びpH4.0〜9.0の試験液に調整する工程1と、疎水性ビーズであって、ビーズ表面の臨界表面張力が30〜45mNである疎水性ビーズに、上記試験液を接触させる工程2と、上記疎水性ビーズと試験液とを分離して精製ウイルス液を得る工程3とを有することを特徴とする、精製ウイルス液の製造方法を提供することで、上記課題を解決する。 |