摘要 |
電動パワーステアリング装置において、逆接続が発生した場合、逆接続の発生を検出して記憶し、次回のコントローラの起動時にパワーアシストを制限する。具体的には、操舵機構に操舵補助トルクを付与する電動モータ(13)を制御するECU(14)内において、マイコン(14a)は、電動モータの電流を制御するインバータ(14c)を駆動信号に従って駆動するドライバ(14b)に駆動信号を送信する。逆接記憶回路(14d)は、インバータ(14c)と並列に取り付けられ、ECU(14)とバッテリ(15)との逆接続が発生した場合、逆接続の発生を検出して記憶し、次回のECU(14)の起動時にマイコン(14a)に通知する。マイコン(14a)は、この通知に応じて、不許可を示す信号をドライバ(14b)に送信する。ドライバ(14b)は、この信号を受信すると、パワーアシストを制限する。 |