摘要 |
【課題】内圧の変動を抑制でき、且つ、外部に液体が漏れるおそれが少ない液体収容体を提案すること。【解決手段】インクカートリッジ1A(液体収容体)は、筐体2Aと、筐体2Aに対してスライド可能な可動壁3A(可動部)を備える。筐体2Aの内部には、筐体2Aと可動壁3Aによって区画されるインク収容室4Aが構成される。インクカートリッジ1Aは、インク注入部5Aとインク流出部6Aを除いてインク収容室4Aが密閉され、大気連通路は設けられていない。しかしながら、可動壁3Aが筐体2Aに対してスライド可能であるため、インク量の増減や気圧変動に対応してインク収容室4Aの容積を増減させることができる。従って、インク収容室4Aの内圧変動を抑制できる構造でありながら、外部にインクが漏れるおそれが少ない。【選択図】図2 |