摘要 |
リトラクタ(100)は、剛直な穿孔管(110)と、展開体(120)とを有する。展開体(120)は、穿孔管(110)に収容される導入管(130)と、導入管(130)に収容される可動ワイヤ(124)と、可動ワイヤ(124)の周囲に配置される複数本の固定ワイヤ(126)とを有する。各固定ワイヤ(126)の近位端は導入管(130)の遠位端に固定される。各固定ワイヤ(126)の遠位端は可動ワイヤ(124)の遠位端に接合される。穿孔管(110)、導入管(130)及び可動ワイヤ(124)の近位端はそれぞれ、第1、第2及び第3グリップ部(162、164、166)に接続される。穿孔管(110)が管腔臓器内又は体腔内に挿入され、導入管(130)が遠位側に前進され、可動ワイヤ(124)が近位側に後退されると、複数本の固定ワイヤ(126)が外側に湾曲し、複数本の固定ワイヤ(126)が管腔臓器の内壁又は体腔内の臓器を圧排する。本リトラクタ(100)は内視鏡下手術に使用され得る。 |