摘要 |
多軸自動旋盤(10)は、インデックス回転するスピンドルキャリア(102)と、スピンドルキャリア(102)上に配置されてワークを保持して回転する複数の主軸(103)と、ワークを加工する刃物(16)を有し、各主軸(103)に対して接近または離間する方向に移動可能な複数のクロススライド(11)と、を備える。クロススライド(11)は、サーボモータ(21)で回転駆動される偏芯カム(13)により任意角度範囲で、各主軸(103)に対して接近または離間する方向に移動してワークを加工する。これにより、スピンドルキャリアの回転中心から各主軸の回転中心までのそれぞれの距離の差異に起因して生じるワークの加工寸法誤差を、容易に、且つ、精度よく補正することができる。 |