車両用車線維持制御の最適化調停

摘要

【課題】車両用操舵システムでは、通常EPSが有する補償制御が作用して制御を阻害する方向の制御量を発生させるので、車線維持制御に於いては、車線維持制御が左方向に操舵した場合、EPS補償制御は右方向に制御量を発生させ、車線維持性能が低下することに対処し、車線維持制御の安定性と応答性の間の調和を最適化する。【解決手段】自動操舵中にEPS制御が行われる車両制御装置に於いて、操舵速度が所定の閾値以下であり且車線維持制御の要求がある場合にEPS制御に於ける減衰制御量を減少させる。【選択図】図２