摘要 |
【課題】1つの容量性負荷を駆動する回路にショート故障が生じた場合に、確実にヒューズ素子を溶断させることができるようにした噴射制御装置を提供する。【解決手段】電源VDから昇圧回路2を介してコンデンサ9に加えて、コンデンサ10、11にも所定電圧で充電する。ピエゾインジェクタ3a、3bを駆動する噴射弁駆動回路4a、4bは、それぞれヒューズ回路12a、12bを介して接続される。通常時は、ピエゾインジェクタ3a、3bにパルス的に通電されるのでチップコンデンサ13は溶断しない。MOSFET14a、14bの一方がショート故障をすると、他方の動作時にコンデンサ9、10、11から電流が流れてヒューズ回路12a、12bのチップヒューズ13が溶断する。コンデンサ9〜11を並列接続することで容量値を増大、等価直列抵抗を低下させ、放電能力を高めることができる。【選択図】図1 |