摘要 |
【課題】外輪の内周面に軸方向に近づけて設けられた、外輪軌道と、シールリング等を内嵌する為の嵌合面部とのうち、外輪軌道に高周波焼入れによる熱処理硬化層を形成する際に、熱処理硬化層の形成範囲が嵌合面部にまで及ぶ事を防止できる構造を実現する。【解決手段】外輪1の内周面のうち、外輪軌道4aと外側嵌合面部6との間部分に、軸方向外側を向いた外側段差面部7を形成する。前記外側段差面部7の径方向高さ寸法H7を、前記外輪軌道4aに形成される熱処理硬化層28aの軸方向外端部の深さ寸法to以上(H7≧to)とする。【選択図】図3 |