摘要 |
【課題】 高速再閉路を考慮して臨界故障除去時間を算出する。【解決手段】 故障を除去した時の電力系統の状態を表す多次元状態変数x0と、電力系統の状態の時間的変化を表した軌跡の終点を示す多次元状態変数xm+1(mは整数)と、多次元状態変数x0とxm+1との間で離散化され電力系統方程式に従う複数の多次元状態変数xk(1≦k≦m+1:k、mは整数)と、隣接する多次元状態変数xk及びxk+1の間の移動時間Δtと、を用いて定義される誤差ベクトルμkを用いてとして定義される目的関数に対し、故障が除去された線路に直ちに送電が行われるとの条件の下で、目的関数を最小化する第1の情報装置と、目的関数が最小化されたときの多次元状態変数x0及び当該多次元状態変数x0に対応する故障除去時間τを求める第2の情報装置と、を備える。【選択図】 図6 |