摘要 |
処置具(12)は、1対のジョー(52、54)を有する。第1ジョー(52)は、に第1作用領域(82a)を有し、両側に第2作用領域(82b)を有する。第2ジョー(54)は、に第3作用領域(84a)を有し、両側に第4作用領域(84b)を有する。第1作用領域(82a)及び第3作用領域(84a)は突出している。ジョー(52、54)の間に生体組織(L1、L2)が挟まれると、生体組織(L1、L2)のうち、第1作用領域(82a)と第3作用領域(84a)との間の部分に大きな圧力が加わる。当該部分は、発熱体(72a、74a)によって約280℃に加熱され、炭化、分解される。生体組織(L1、L2)のうち、第2作用領域(82b)と第4作用領域(84b)との間の部分(S)は、発熱体(72b、74b)によって約200℃に加熱され、凝固、接合される。このようにして、生体組織(L1、L2)の切開及び接合が同時に行われる。 |