摘要 |
【課題】 少なくとも希土類元素と鉄族元素を含む処理対象物に対して酸化処理を行った後、処理環境を炭素の存在下に移して1000℃以上の温度で熱処理することで、希土類元素を酸化物として鉄族元素から分離して回収する方法において、熱処理温度が低温域の場合でも、希土類元素を酸化物として鉄族元素からマクロに分離して回収する方法を提供すること。【解決手段】 酸化処理を行った処理対象物に、リチウム源とリン源を添加して、処理対象物に含まれる希土類元素とリチウムとリンの原子組成百分率を、希土類元素が8atm%以下、リチウムが20atm%〜36atm%、リンが56atm%以上とし、炭素の存在下で1000℃以上の温度で熱処理することで、希土類元素を酸化物として鉄族元素から分離する工程を少なくとも含んでなることを特徴とする。【選択図】 図1 |