摘要 |
【課題】ポンプ効率を低下させることなくカムリング3の揺動時の抵抗を低減する。【解決手段】可変容量ポンプは、容量制御のためにハウジング1内で揺動するカムリング3と、カムリング3によって回転可能に保持されたアウタロータ4と、駆動軸6と一体に回転するインナロータ5と、インナロータ5とアウタロータ4とを連動させるとともにチャンバ34を画成する複数の連結プレート33と、を備える。端部壁面18,19とアウタロータ4の端面4cとの間の微小クリアランスΔL1に比較して、カムリング3の端面3aと端部壁面18,19との間のクリアランスΔL2は相対的に大きく設定されている。微小クリアランスΔL1によってチャンバ34がシールされる。クリアランスΔL2が大きいことで、カムリング3の揺動時の抵抗は小さくなる。【選択図】図4 |