摘要 |
複合基板10は、圧電基板12と支持基板14とがイオンビームを用いた直接接合により接合されたものである。圧電基板12は、一方の面が分極マイナス面12a、もう一方の面が分極プラス面12bである。強酸によるエッチングのレートは、分極プラス面12bよりも分極マイナス面12aの方が大きい。圧電基板12は、分極プラス面12bで支持基板14と直接接合されており、分極プラス面12bが表面に現れている。また、圧電基板12の分極マイナス面12aは、強酸によってエッチングされたものである。支持基板14は、圧電基板12の分極マイナス面12aよりも強酸によるエッチングのレートが大きな材質で作製されている。 |