摘要 |
従来構造では2重の冷却タンクの間を真空断熱し、内側容器に接続した高熱伝導率材を通して冷却部を冷却していた。このような構造では、高熱伝導率材や冷却部への浸入熱に因る影響もあるが、例えば、冷媒に液体窒素を使用した場合で−120℃に到達するまで約30分かかっていた。時間をかけた場合でも−150℃前後までの到達温度であり、液体窒素温度の−196℃に遠く及ばなかった。そこで、本発明に係るアンチコンタミネーショントラップおよび真空応用装置にあっては、真空応用装置で装置内冷却部(5)を冷却する構造であって、冷却部(5)を冷却する冷媒(2)を入れる冷却タンク(1)と前記冷却タンク(1)から冷却部(5)近傍まで冷却パイプ(7)を有し、冷却部(5)先端まで冷媒(2)が供給されることを特徴とする。さらに、冷却パイプ内気泡(10)を逃すためのチューブ(8)を冷却部(5)まで挿入することを特徴とする。 |