摘要 |
フロート法を用いた、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法であって、フロートバス(1300)内では、加熱により溶融した溶融錫の表面に溶融ガラスが浮かべられ、溶融ガラスは、粘度logη=4.0(dPa・s)における温度が1100℃以上であり、清澄槽の内部温度は、溶融ガラスの液相温度(TL)以上であり、フロートバス(1300)中において、50℃/分以上の降温速度で溶融ガラスを冷却する工程を含み、この溶融ガラスを冷却する工程は、溶融ガラスがフロートバスの内部に流入した位置から、溶融ガラスの流動方向に対して少なくとも50cm以上先の冷却開始位置から溶融ガラスの冷却を開始し、冷却開始位置での溶融ガラスの粘度がlogη=3.6(dPa・s)以下であり、溶融ガラスの粘度がlogη=4.0(dPa・s)以上となるまでの間を、50℃/分以上の速度で冷却する。 |