摘要 |
【課題】遺伝子組み換え手法を用いず、難消化性澱粉含量が高い新規イネ変異体を提供する。【解決手段】イネ枝作り酵素IIb型(BEIIb)の遺伝子座が劣性ホモであり、インディカ米由来のSSIIa遺伝子及びGBSSI遺伝子を交配により導入した非遺伝子組み換え体のイネ変異体を得る。当該イネ変異体は、野生型と比べて、種子重量が8割以上維持され、農業形質が維持されている。さらに、このイネ変異体のイネ種子は、イネでは類い希な難消化性澱粉含量を含んでおり、炊飯米の難消化性澱粉の含有量が10%〜30%となり、アミロースの割合が35%以上となる。【選択図】図1 |