摘要 |
超音波ホーンとアンビルとを近づける又は遠ざけるための構成及び制御を簡素化する。変位機構は、出力面(6e)と溶着面(10d)とがこれらの法線方向に近づくようにアンビルローラ(10)を超音波ホーン(6)に向けて付勢する付勢機構と、付勢機構の付勢力によって非溶着範囲(E2、E4)内に位置するアンビルローラ(10)の外側面が押し付けられる案内面(21a、23a)を有し、かつ、被押付面(21a)がスリット(6d)の幅方向の範囲内に配置された状態でシート保持ローラ(5)に固定された被押付部材(18)とを備えている。被押付部材(18)の案内面(21a、23a)は、アンビルローラ(10)が溶着範囲(E3)から非溶着範囲(E2、E4)に移動することに応じて出力面(6e)と溶着面(10d)とが互いに遠ざかる方向にアンビルローラ(10)を案内する。 |