摘要 |
【課題】トルクコンバータの回転開始に伴ってエアを含んだ作動油が潤滑油路へ流入した際に、オイルウォーマーによる圧力損失で逆流し、オイルポンプへ還流したりソレノイドバルブに供給されたりして、エア潰れにより異音が発生することを防止する。【解決手段】トルクコンバータ14の回転開始時すなわちエンジン始動時に開閉弁56が開かれるため、低油温時で作動油の粘性が高い場合でもバイパス油路54を通って潤滑要素48側へ作動油が流通できる。このため、トルクコンバータ14の回転停止時にそのトルクコンバータ14内にエアが侵入し、トルクコンバータ14の回転開始に伴ってエアが混入した作動油が潤滑油路40へ排出されても、その作動油はバイパス油路54を経て潤滑要素48へ適切に供給されるようになり、作動油が逆流してオイルポンプ20やソレノイドバルブ36によるエアの噛み込みで異音が発生することが抑制される。【選択図】図1 |