摘要 |
[課題]氷質を変えずに、必要なときに必要な量の人工雪を利用して、適正な試験を行うことができる人工雪による環境試験方法および環境試験装置を提供する。[解決手段] 人工雪による吹雪を利用して環境試験を行う方法において、それぞれ、環境試験に用いる人工雪の全体必要量に応じて、フレーク状氷片を製造する単数または複数のリーマ式製氷機22のうちから任意台数を選択して、選択した製氷機それぞれにおいて、環境試験の開始までに、製氷可能状態に準備する段階と、準備したリーマ式製氷機22により製氷することにより、環境試験に用いる人工雪の必要量の変化に応じて、製氷量を調整する段階と、選択したリーマ式製氷機22により製氷されたフレーク状氷片を砕氷して、氷粒とする砕氷段階と、氷粒状の人工雪を用いて吹雪を発生させる段階と、を有し、前記製氷可能状態への準備段階は、前記リーマ式製氷機22において、環境試験を開始する時点で、製氷機の薄氷形成面に薄氷層を製造しておく段階を有し、前記製氷段階は、薄氷形成面に形成された薄氷層に対して、リーマ108により外力を加えることにより、フレーク状の氷片を得る段階、を有することを特徴とする環境試験方法。[選択図] 図1 |