摘要 |
本発明の課題は、薄膜化及び広幅化された光学フィルムの製造方法であって、MD方向への延伸時において、延伸応力の急激な上昇を抑制し、かつフィルム中の樹脂の配向を高め、搬送ローラーによる擦り傷の発生や光学的なムラの発生が低減された光学フィルムの製造方法を提供することにある。本発明の光学フィルムの製造方法は、膜厚が10〜40μmの範囲内であり、幅が1.4m以上である光学フィルムを溶液流延法によって製造する光学フィルムの製造方法であって、流延支持体より剥離したウェブを、MD方向に延伸倍率として1.01〜1.10倍の範囲内で予備延伸した後、さらにMD方向に本延伸することを特徴とする。 |