摘要 |
この発明は、分布巻コイルのコイル形状を工夫し、相間絶縁に起因するコイルエンドの大径化を抑えつつ、レーンチェンジに起因するコイルエンドの大径化を抑えて、小型高出力の回転電機の固定子を得る。固定子巻線は、それぞれ、絶縁被覆された、かつ接続部のない連続した導体線を巻き回して作製され、6スロット角度間隔で周方向に連続する第1スロット131、第2スロット132および第3スロット133に装着されて、周方向に1スロットピッチで配列された48個の巻線体22を備えている。巻線体22は、導体線19を、第1スロット131、第2スロット132、第3スロット133、第2スロット132の順に、かつ第1スロット131、第2スロット132および第3スロット133への軸方向からの挿入方向を交互に変えて挿入して形成されたδ状のコイルパターンに構成されている。 |