摘要 |
非可逆回路素子において、複数の周波数帯域で動作が可能であり、低入力インピーダンスを実現すること。永久磁石により直流磁界が印加されるフェライト(32)に互いに絶縁状態で交差して配置された第1及び第2中心電極(35,36)を設けたハイパスタイプの第1及び第2アイソレータ(1,2)を備えた非可逆回路素子。第1中心電極(35)の一端を出力ポート(P1)とし他端を入力ポート(P2)とし、第2中心電極(36)の一端を出力ポート(P1)とし他端をグランドポート(P3)としている。第1アイソレータ(1)の通過周波数帯域は第2アイソレータ(2)の通過周波数帯域よりも高い。アイソレータ(1,2)の互いの出力部が電気的に接続されて一つの出力端子OUTとされ、出力端子OUTと第2アイソレータ(2)の出力ポート(P1)との間にローパスフィルタLPFが挿入されている。 |