摘要 |
【課題】予測フィルタを用いる場合において、予測フィルタの予測精度を高くすることで、振動又は騒音の抑制効果を高くすることができる能動型振動騒音抑制装置を提供する。【解決手段】抑制装置(100)は、伝達特性推定値Ghの逆フィルタGh−1を記憶する逆フィルタ記憶部(120)と、評価点(21)における抑制対象推定信号dh(n)を逆フィルタGh−1に入力した場合に、逆フィルタGh−1の出力である現在の理想制御信号qh(n)を算出する理想制御信号算出部(130)と、現在の理想制御信号qh(n)及び複数の過去の理想制御信号q1hを予測フィルタHに入力した場合に、予測フィルタHの出力である将来の理想制御信号q2h(n+k)(kは1以上の整数)を算出すると共に、将来の理想制御信号q2h(n+k)を制御信号u(n+k)として駆動装置(10)に出力する制御信号算出部(160)とを備える。【選択図】図2 |