摘要 |
【課題】表示装置の薄型化を図りつつ、光学プレートに対する被対象物からの光線の入射角度を所望の角度に近づけて、空中映像の劣化を低減する。【解決手段】空中映像表示装置1は、平面視で互いに直交する複数の反射面を有する光学プレート3と、偏向光学素子(例えばリニアプリズム4)とを備える。偏向光学素子は、光学プレート3に対して被対象物(例えばスクリーン2)側に配置され、被対象物からの光を偏向して光学プレート3に導く。偏向光学素子は、一方向に同一形状で延びる構造体4aが複数並列に形成されて、上記一方向に垂直な面内でのみ、被対象物からの光を偏向するとともに、光学プレート3の光入射側の面3aに入射する光線の、面3aの法線Nを基準とする入射角度が小さくなる側に、被対象物からの光を偏向する。【選択図】図1 |