摘要 |
【課題】バルーン拡張時においても、バルーン内側の空洞を保持できて血流を確保でき、血管内腔に対しても均一な拡張力で圧着させることができるバルーンカテーテルを提供する。【解決手段】バルーンカテーテル1は、前後端が開口した所定長さのアウターチューブ2と、このアウターチューブ内に先端部分をアウターチューブの前端開口から突出させて長軸方向にスライド自在に収納されたインナーシャフト3と、このインナーシャフトの先端部とアウターチューブの先端部間にわたって設けられた骨組み構造体5と、この骨組み構造体の外面に取り付けられたバルーン6と、を具えている。作動時はアウターチューブに対してインナーシャフトを後端側にスライドされることにより骨材がインナーシャフトから外方に離間するように起立した状態になり、インナーシャフトとバルーン間に隙間を生じさせて該骨材内の前後方向の血流を確保可能にする。【選択図】図1 |