摘要 |
【課題】毛羽や束切れが少なく、ポリプロピレン繊維の製造方法と高強度なポリプロピレン繊維の提供。【解決手段】紡糸後のポリプロピレン未延伸糸に対して2段の延伸を行うにあたり、延伸途中の糸を均一構造に制御することにより、1段目の延伸終了時点の工程糸を、小角X散乱測定による赤道方向の強度に対する子午線方向の強度比が1.01以上1.60以下とし、続いて2段目の延伸を行うことにより得られる、引張強度が6.5cN/dtex以上10cN/dtex以下、引張弾性率が85cN/dtex以上170cN/dtex以下であるポリプロピレン繊維。【選択図】なし |