摘要 |
【課題】簡単な構造で、フェイル時にも安定した所望の減衰力特性を確保し得る減衰力調整機構を備えた緩衝器を提供する。【解決手段】第1の連通路(連通孔P1)に設けられた第1の開口部S1と、第2の連通路(連通孔P2)に設けられた第2の開口部S2と、第1の弁体部V1及び第2の弁体部V2を有する単一の弁部材30と、付勢部材(圧縮コイルばねB2)と、筒状のソレノイド(45)と、プランジャ41を備えている。弁部材は、軸方向連通路33と、これを第1の連通路に連通する第1の連通孔31と、ソレノイドが励磁されたときには軸方向連通路を第2の連通路に連通する第2の連通孔32と、ソレノイドが非励磁状態となり第2の弁体部が第2の開口部を閉塞するときには、第1の連通路から第2の連通路への所定流量の連通を許容する許容流路(オリフィス34)を備えている。【選択図】図1 |