高蒸気圧のマグネシウムを溶鋼に添加する方法及びその装置

摘要

【課題】高蒸気圧のマグネシウムを溶鋼に添加する方法及びその装置の提供。【解決手段】溶鋼にＭｇ顆粒を添加する装置で、貯留タンク１１と制御弁１２と本体１３とで構成される。本体１３は輸送管１３１と嵌合管１３２と三方管１３３とを備え、前記方法はＭｇ顆粒を添加する装置１が管状炉２内に納入され、粒径０．５‐２ｍｍの純Ｍｇ顆粒が貯留タンク１１に填入され、輸送管組下部の温度を１１２０‐１２００℃まで上昇させた後、制御弁１２を開いて０．５‐１．５ｇ／ｍｉｎの速度で純Ｍｇ顆粒を輸送管組に添加し、同時に、Ａｒガス調節弁を開いて０．５‐１．５Ｌ／ｍｉｎの流量でＡｒガスを流入させ、輸送管１３１中のＭｇ蒸気を溶鋼に添加するマグネシウムの添加方法。【効果】Ｍｇを安定的且つ安全に溶鋼に添加でき、Ｍｇの取得率も高く、合金元素を導入しないため製造コストが低く、溶鋼中のＭｇの分布が均一である等の長所を有する。【選択図】図３