摘要 |
【課題】 本発明の課題は、フロー方式で遷移金属担持触媒を充填したカラムを用いたカルボニル化反応により、装置の汚染や反応生成物への金属触媒混入の抑制を実現することにある。【解決手段】 配位子および溶媒の存在下、一般式(1)R‐X(式中、Rは(C1‐C10)アリール基、複素環基、Xはハロゲン原子、又はOSO2CF3である。)で示される基質、遷移金属触媒、配位子、及び塩基を溶媒に溶解させた均一溶液を担持体に担持されたパラジウム触媒を充填したフローリアクター中で反応させることにより、一般式(2):RCO‐Z(式中、Rは前記と同じくし、Zは水酸基等を示す。)で表されるカルボニル化合物を安全かつ環境に配慮し効率的に製造する。【選択図】 図1 |