摘要 |
【課題】複雑な構造及び制御機構を用いることなく静翼の過負荷時の異常振動を防止できる流体機械を提供する。【解決手段】流体機械は、回転自在に保持されたロータ1と、ロータ1の外周部において周方向に配置された複数の動翼2と、ロータ1を内包するケーシング3と、ケーシング3の内周部において周方向に配置された複数の静翼10とを備え、ケーシング3は、周方向に延在する翼固定溝4を有し、静翼10は、横断面形状が翼型で作動流体の流れSを転向する翼プロファイル部11と、翼プロファイル部11が立設され、翼固定溝4に嵌合してケーシング3に取り付けられる翼固定部20とを有し、翼固定部20は、その軸方向上流側における周方向下流側の部分の剛性又は強度がその軸方向上流側における周方向上流側の部分(脚部22)よりも低くなるように構成されている。【選択図】 図2 |