摘要 |
【課題】 高感度のセンシングを再現性良く安定して行えるセンサチップ及びそのようなセンサチップを高い信頼性で製造できる製造方法を提供する。【解決手段】 基板1上にフォトリソグラフィにより誘電体製のベース3が形成され、ベース3に対して金属膜94を作成することで多数の突起部22を有する金属製微細構造物2が形成される。微細構造物2の表面にはバインダ81によりリガンドとしての抗体82が固定され、試料流体S中の目的物質としての抗原83は抗体82により捕捉される。微細構造物2において発生する局在型表面プラズモン共鳴の発生波長のシフトの有無により、抗原83の有無が判断される。各突起部22の離間距離は、各突起部22からの回折光の干渉の影響が排除できる程度に不均等なものとされている。【選択図】 図5 |