摘要 |
【課題】液滴吐出時の圧力振動の影響で液滴速度、液滴量が変動する特定の高周波数帯域において、液滴速度、液滴量の変動を抑制する。【解決手段】設定範囲の上限を超えて設定された画像形成速度に応じて液滴吐出周波数(液滴吐出周期)が決まると、圧力振動の残留が±5%以上か否かを判断する。圧力振動の残留が±5%以上の範囲であった場合には、指定された液滴吐出周期Tf0よりもTc/4だけ短い周期Tf1と、指定された液滴吐出周期Tf0よりもTc/4だけ長い周期Tf2とを生成する。なお、Tcは、圧力振動の残留周期であり、Tf0と一致する。生成したTf1とTf2を一組(1セット)として繰り返す。この結果、それぞれの周期では、指定された周期Tf0に対して±Tc/4だけ遷移されるため、圧力振動の残留周期の±5%未満を確保し、かつ、全体の周期は、指定された周期Tf0が確保されることになる。【選択図】図6 |