摘要 |
本発明は、感電保護三相漏電遮断器を開示したものであって、第一に、漏洩電流を検出し、この漏洩電流が許容値を超えると、回路遮断器具が作動して電路を遮断し、第二に、漏洩電流を電源の半周期間隔で検出し、半周期間隔の前と後に検出した2つの漏洩電流を互いにベクトル的に減算(引き算)して変化漏洩電流を算定し、この変化漏洩電流が許容値を超えると、回路遮断器具が作動して電路を遮断することを特徴とする三相漏電遮断器である。前者の場合は、平常時に徐々に増加する漏洩電流に対する保護として許容漏洩電流が数百mAであり、後者の場合は、人体感電のように漏洩電流が突然変化する時であって、人体感電保護のため、許容漏洩電流を数十mAとする。よって、三相電路において人体感電保護が行われながら、平常時の漏洩電流の変化に対しては誤動作なく作動する漏電遮断器である。【選択図】図4 |