摘要 |
【課題】指向性を制御すること。【解決手段】導体板15は、2枚の長方形状の導体板15a、bを長辺で直角を成すように接合してL字型の形状としたものである。そして、導体板15a、bの長手方向とカーボンナノチューブ10の延伸方向を揃えて、カーボンナノチューブ10の先端10b近傍に配置されている。導体板15a、bはカーボンナノチューブ10と空間を空けて配置されている。導体板15は、可変電源13の正極側に接続されている。可変電源13により電圧が印加されると、導体板15には正電荷が誘導される。そのため、カーボンナノチューブ10はクーロン力を受ける。このクーロン力の方向には、カーボンナノチューブ10の先端10bは振動が抑制される。振動が抑制された方向は振幅が小さくなるため、トンネル電流の強度も低下する。すなわち、振動が抑制された方向のアンテナ感度は低下することになる。【選択図】図1 |