摘要 |
【課題】偏光特性測定系において、測定セルを用いる場合、測定セルの入射窓と出射窓の影響により、精度よく測定することは困難であった。また対物レンズを用いた微視的な光学特性や、積層フィルムのそれぞれの層の光学特性、医療用途で網膜の光学特性を精度よく測定することは困難であった。【解決手段】本発明によるプローブ光を用いて光学特性を測定する方法は、偏光特性を持つ複数の測定対象物をプローブ光の経路に配置するステップと、偏光した入射光と、前記入射光を前記複数の測定対象物を通して得られる出射光とから、前記複数の測定対象物のミューラー行列を測定するステップと、前記複数の測定対象物のそれぞれの偏光特性モデルを選択するステップと、選択したそれぞれの偏光特性モデルに応じて連立方程式を立てて解くことにより、前記複数の測定対象物のそれぞれの偏光特性を求めるステップとを備えることを特徴とする。【選択図】図1 |