摘要 |
【課題】動バランスを悪化させることなくボンド磁石の体積を小さくした回転子を提供する。【解決手段】インナーコア42は、軸方向の両方の端面43、44が外部に露出している。回転軸38は、インペラに嵌合する接続端部39を有する。接続端部39は、互いに平行な一対の平面45を形成しつつ横断面の図心が回転軸心AXと一致する。回転軸38の接続端部39の横断面の図心が回転軸心AXと一致するため、この接続端部39に起因して回転子32の動バランスが狂うことはない。そのため、動バランスを修正するための凹部等をボンド磁石41の端部に設ける必要がなく、ボンド磁石41を筒部のみから構成することができる。この筒部のみからなるボンド磁石41は、筒部と天板と底板からなる従来の磁石と比べて、天板および底板が無い分だけ体積が小さい。したがって、動バランスを悪化させることなくボンド磁石41の体積を小さくすることができる。【選択図】図4 |