摘要 |
【課題】大鍔幅を狭めずに保持器引込み量を拡大でき、必要に応じて円すいころと保持器との一体化が可能である円すいころ軸受を提供する。【解決手段】円すいころ軸受1は、外周面にテーパ状の軌道面2aを有する内輪2と、内周面にテーパ状の軌道面3aを有する外輪3と、内輪2の軌道面2aと外輪3の軌道面3aとの間を転動する複数の円すいころ4と、円すいころ4をポケット部で転動自在に保持する保持器5とを備え、この保持器5は、複数の柱部5bと、保持器大径側に設けられて柱部5bを周方向等間隔で支持する大径リング部5aとを有し、小径リング部が省略された構造であり、隣接する柱部同士の間に上記ポケット部が形成され、柱部5bの大径リング部5aの反対側端部に、ポケット部側に突出して円すいころ4の一端面を支持する突起部を有する。【選択図】図1 |