摘要 |
【課題】外輪と内輪との間にコイルばねを配置したトルクリミッタにおいて、外輪と内輪が相対的に回転するトルクを大きくする。【解決手段】本発明のトルクリミッタは、軸状の内輪2と、線材Lを巻回して形成されるコイルばね4と、コイルばね4の装着された内輪2が挿入される筒状の外輪3とを備え、内輪2と外輪3との間の回転トルクが所定値より大きい場合には、コイルばね4と内輪2との間の摩擦力に打ち勝って外輪3と内輪2とが相対的に回転する。コイルばね4は、外輪2と係合する係合部41を備えており、係合部41の軸方向の両側に、軸方向の一方から見て互いに反対方向となるよう、線材が巻回されている。係合部41の両側に線材が巻回されているので、コイルばね4と内輪2との間の摩擦力が増大し、外輪3と内輪2とが相対的に回転するトルクも増大する。【選択図】 図1 |