燃料電池セル装置の操作方法

摘要

本発明は、燃料電池セル装置の操作方法に係り、燃料電池セル装置は、外部空気が通り抜けて流れる（貫流する）冷却構造体と、燃料電池セルスタックとを有し、燃料電池セルスタックの排出空気流のうち少なくとも一部は、冷却構造体の方に導くことができ、導かれた排出空気流が、冷却構造体においてジェットポンプ原理により冷却構造体を通り抜ける外部空気の質量流を増加させ、燃料電池セルスタックの排出空気流の少なくとも一部は、ガス膨張装置を通るように導くことができ、排出空気流内に含まれていてガス膨張装置内において回生可能なエネルギー、及び／又は、ジェットポンプ原理により冷却構造体において回生可能なエネルギーの配分が、電子制御ユニットにより境界条件に合わせて変更される。上記の配分は、特に冷却構造体内で冷却すべき媒体の温度及び必要とされる燃料電池セルスタックの電気的な出力に応じて設定されるとともに、ガス膨張装置内部で支配的な流れの状態を意図した通りに設定することでガス膨張装置内での圧力低下が設定されるか及び／又はガス膨張装置を通して導かれる排出空気流の量が当該ガス膨張装置に対する制御可能なバイパスを用いて設定されることにより変更される。