摘要 |
【課題】近年の環境意識の高まりに伴い、タイヤの転がり抵抗を小さくすることが望まれている。そのため、フィラーの配合量を減らす等の手法が用いられているが、低転がり抵抗性は得られるものの、硬度が低下し、耐久性が悪化するとともに、耐摩滅性も悪化するという問題点がある。【解決手段】ブタジエンゴムを50質量部未満含むジエン系ゴム100質量部に対し、窒素吸着比表面積(N2SA)が30〜150m2/gのカーボンブラックを60〜90質量部、および2,2’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド(2EBZ)のようなスルフィド化合物を前記カーボンブラックに対して0.1〜20質量%混合して得られるゴム組成物であって、前記スルフィド化合物を混合するときの混合温度が120℃以下であるゴム組成物により、前記課題を解決した。【選択図】なし |